らぎちゃんの日記

毎日気づいたこと、ニュースを見た時に思ったこと、本を読んだ感想、好きな本の自己満足PRをします。

3.11のニュースを見て

昨日、東日本大震災についてのニュースやテレビ番組を多くやっていたので感じたことを書いてみます。


東日本大震災の時、私はまだ小学6年生でした。
今でもその時のことを鮮明に覚えています。
授業は卒業にむけての準備をしており、私はアルバム係だったのでその作成をしていました。


初めはズドンという縦揺れがして少しびっくりしたけれどクラスメイトが「またいつものすぐ終わるやつだろ。」と言っていたし、私も正直そこまで心配はしていませんでした。
けれども、その地震は長く続くだけでなく激しさも増して今までに感じたことの無い恐怖を体験しました。


私は、4階の一番端の教室にいて先生はその教室にいなかったのでただ机の下にいるだけでした。
しばらくして、先生が隣の教室から来て、本棚が倒れそうで支えきれないから避難放送はないが校庭に行くといいました。その時はまだ避難指示は出ていません。


まだ揺れているうちに避難をしたのでとても怖かったし、階段も揺れてとても手すりなしに降りれる状況ではありませんでした。


避難をしてからも余震が続き、私の両親は職場から帰れずみんなが帰っていく中、私と2,3人の生徒が職員室で夜までむかえをまっていました。
結局、兄が地元まで帰ってこれたので迎えに来てもらい家に帰りました。
その時、とてつもない安心感を感じ、家族の大切さを知りました。


被災地の方はこれ以上の恐怖と不安を感じていたと思うと本当に悲しい気持ちになります。


このことから言いたいことは、地震が起きた時には独断であってももっとも最適な判断をしなくてはいけない。
避難放送は判断が遅れる場合があることを常に頭に入れておく必要がある。
天災や事故への対策は予防策であって解決策ではないということを再認識しなくてはいけないと私自身強く思ったということです。


これらのことは、体験しないとわかりづらいので震災の後に生まれた人たちには心から伝えていく必要があるのではないかと思いました。


おわり